学 会 発 表



 当ホテルの特別食提供の目的は、「何かの理由で食事に制限のある人々が、豊かな自然の中で食する楽しさを呼び戻し、生きる喜びを感じる事にあります。」それは、健康志向の人々にはその食事思想を維持しながらフランス料理の食文化を味わう豊かなひと時を提供し、食事療法患者においては治療への意欲を促進するのです。
 私、大木由枝は、日本学術会議登録である日本栄養改善学会において、新しい分野を啓蒙するために、ホテルにおける食事療法対応フランス料理の理論を発表しております。
 この研究は、平成11年10月28日福島県郡山市で開催された、第46回日本栄養改善学会において、栄誉ある学会賞を受賞しました。
 ご挨拶と受賞論文の抜粋は学会賞受賞のページをご覧ください。
 生涯のテーマであるこの研究は、引き続き毎年テーマを決めて日本栄養改善学会に発表しております。発表要綱はつぎの通りです。


第47回学会発表要旨
第48回学会発表要旨



第49回日本栄養改善学会発表変更のお知らせ

 昨年、私大木由枝は、兵庫県神戸市で世界糖尿病デー行事の一環で開催される市民フォーラムパネルディスカッションに、パネラーとしてお招きを頂きました。
 フォーラムに招かれた事は名誉な事と思っておりますが、開催日が第49回日本栄養改善学会開催日と重なり、日本栄養改善学会の発表ができなくなりました。
 世界糖尿病デーとは、世界保健機関(WHO)とWHOに所属する各国の国際糖尿病機関が、世界規模で行う糖尿病の予防と制圧を目的としたキャンペーン活動です。
 インスリンを発見したバンディング博士の誕生日11月14日に、
IDF/WHONPOIIDESWHO神戸センターの主催で開催される、食と健康パネル討議です。兵庫県医師会、日本糖尿病学会が後援しています。
 大木由枝がパネラーを務めました市民フォーラムの開催期日等は、講演 シンポジュウムのページをご覧ください。





次回第50回日本栄養改善学会発表延期のお知らせ


 第50回日本栄養改善学会に10報を発表予定致しましたが、第50回学会事務局が設定した演題項目に、最適と考えるセクションがありませんでした。発表予定掲示の時に予想した事でもありますので、演題提出致しませんでした。
 日本栄養改善学会学術総会のテーマセッションに、10報を発表する最適と考えられるセクションが設定された時、演題を提出いたします。
 従って、次回の発表は現在未定です。
 大木由枝は、平成15年度より3年間日本栄養改善学会の評議員に就任しておりますので、学会には毎年参加いたします。学会員の皆様には、今年は岡山でお目にかかれるのを楽しみにしています。

 学会員以外の若い栄養士の皆様、本年の日本栄養改善学会はつぎの通り開催されます。
 参加は誰でも可能です。学会なんて自分とかけ離れた遠い世界だなど考えずに、「参加しましょう!」。壇上で発表する先輩の姿を見ているうちに、「いつかは私も、あの壇上に立ち自分の研究を発表するのだ。」と、将来を照らす光になります。
 私は、20代より恩師に導かれ学会参加の経験がありました。学会を身近に感じたからこそ、独自の研究を抵抗なく学会に発表でき、学会賞を受賞できたとたと考えます。
 今度は若い栄養士さんを、私が学会にお誘い致します。初めてで不安なら、私が学会会場にいますので声をかけてください。ご一緒しましょう。
 懇親会に参加すれば、日本を代表する栄養学者の大先生にもお目にかかれます。大先生方からyellを頂けるかもしれません。


期 日  2003年9月16日(火)〜18日(木)
開 催 地 岡山県 川崎医療福祉大学