講 演 シンポジウム


The report of 15th International congress of dietetics

Date: September 10, 2008
Venue: The Pacifico Yokohama
Organized by: Organizing Committee of ICD 2008
Co-Organized by: International Confederation of Dietetic Associations(ICDA)
The Japan Dietetic Association


Importance of Dietary Therapy-Compatible Meals in Hotels:
In order that Patients May Feel The Pleasures of Meals and The Joy of Life


Yukie Oki1
Hotel Du Ciel Bleu, Japan

Aim: It is extremely important to offer dietary therapy (DT)-compatible meals to promote the quality-of-life for certain patients in hotels. DT very often reduces the patient's ability to enjoy meals, especially when eating out. If DT-compatible meals could be offered in a tranquil and relaxing setting such as a mountainside hotel, the favorable psychological rewards for patients might be enormous.

Methods: Based on the pathology-nutrition theory, eligible DT patients were categorized and DT standards were established and prepared in line with hospital DT regimens. All meal-related management and calculation faithfully followed those of a medical institution.

Results: The hotel was able to offer DT-compatible meals almost throughout (95%) of the year. The DT-compatible meals for pathological conditions such as diabetes, nephropathy, hyperlipemia, hepatopathy and pancreopathy were routinely offered together with standard French meals. All meals were of full-course servings. 

Conclusion: This DT-compatible meal was particularly meaningful for nephropaths not undergoing dialysis. Under the pressure of a strict dietary regimen, many hope for a safe transition through dialysis while many just give up on their one and only precious life.
This speaker has established a novel mission for this hotel, and strongly hopes that this concept will be disseminated throughout the world to promote quality-of-life in patients.


世界糖尿病ディー・2002記念フォーラム報告

期 日 2002年11月14日(木)13:00〜17:45
開催地 ホテルオークラ神戸
主 催 IDF/WHO、NPO・IIDES、WHO神戸センター
後 援 兵庫県医師会、日本糖尿病学会
テーマ ヘルシィ・ダイエットの正しいつきあい方
座 長 横野浩一(神戸大学教授)
演 題 グルメ(gourmet)のすすめる食事
講 師 大木由枝及び4人の専門学者


[概 要]
 当日は晩秋の青空が広がる穏やかな日で、ホテルオークラ神戸を会場に500人を超える人々が集まり、フォーラムが開催されました。
 神戸大学教授 横野浩一先生を座長として、 パネリストは私を含めて5人、それぞれ与えられた演題を20分づつ講演し、その後会場の人々と共にディスカッションが行われました。
 45分もの時間延長となる討論がおこなわれたことから、その盛会が伝達できると思います。私は幸い、主催者の予想どうりのパネラーを務め、責任を果たすことができました。


[講演要旨]
 ホテルで提供する食事は、喫食者自信がその人の味覚で、美味しいと感じるものでなければなりません。また、華やかな美しさを伴い、食後充満する満足感があるものでなければなりません。技術的にも芸術的にも、プロの料理が求められるのです。その上、金銭価値と直接交換されるとても厳しい立場にあります。
 当ホテルの特別食提供の目的は、「何かの理由で食事に制限のある人々が、豊かな自然の中で食する楽しさを呼び戻し、生きる喜びを感じる事にあります。」それは、健康志向の人々にはその食事思想を維持しながらフランス料理の食文化を味わう豊かなひと時を提供し、食事療法患者においては治療への意欲を促進するのです。
 食事に制限があると、行動範囲にある程度の制約を受けます。また、食事に制限があると、食事を楽しむ心の余裕が少なくなります。特に外食に関しては大きな問題を抱えます。既成の料理を目前に、常に何を食べ、何を残し、全体量を何処まで喫食するか頭より離れない。安心して喫食できないので、外食はもちろん、旅行まで控える人々は意外に多いのです。
 長期間におよべば、家族もまた二次的に影響を受け、両者の関係に精神的ひずみが生まれる事も少なくありません。行動制約の根本にあるもの、それは食事です。
 特別食を高原のホテルで提供できれば、食事に制限がある人々の行動範囲は確実に広がります。高原の雄大な自然は人々の心を癒し、家族や親しい友人と味わう食事は食する楽しさを呼び戻し、生きる喜びを与えます。高原のホテルでの特別食提供の意義は、食事に関する事ばかりではなく、多角的で奥深いのです。
 しかし、ホテルで医療機関と同等の特別食を提供する事は、かなり難しいことです。ホテルの食事と食事療法食は、双方とも食事ですが目的が異なります。異なる二つの目的を一つの料理に達成するのは、おそらく、実際に研究した者でなければ理解できないほど困難なものです。
 私は病院の食事療法とホテルの専門料理で、通算28年間食事を提供する職務についています。その実績を通し、ヘルシーダイエットとの正しいつきあいを会場の皆様が実践する手段の一つとして、適切なエネルギー摂取で味わえる、本物のグルメのすすめる食事をご紹介しました。
 高原のホテルで味わう、美味しく美しい食事の世界には、スライドを持ってご招待致しました。


[講演のむすび]
 社会に必要なものでも、一般には気づかれていない事もあります。
 近未来を見つめ、その必要性と正しい職務を社会に明示する事は、それに最初に着手した者の使命と考えます。
 私は食事療法対応フランス料理の理論を日本学術学会である日本栄養改善学会に発表し、第46回学術総会において学会賞を受賞しました。色々な種類の団体より講演の依頼を頂く度に、精一杯ホテルにおける特別食の必要性を社会に提言しています。
 私はホテルなど外食産業で、ヘルシーダイエットに対応した正規の特別食の正しい成長を心より願っているからです。



主なその他の講演・シンポジウム
平成23年度 山梨県栄養管理研修会山梨県開催事業 栄養士・管理栄養士対象)
平成19年度 社会福祉施設栄養士研修(長野県開催事業 栄養士・管理栄養士対象)
食育推進シンポジウム(2007.2.20 山梨県 食の安全・食教育推進室)
調理師試験受験準備講習会(社団法人 山梨県調理師会 平成15年より毎年)
(財)山梨県社会保険協会 健康づくり事業
(社)山梨県病院協会の病院協会フェスティバル
山梨ファーマネット研究会(社団法人山梨県薬剤師会関連研究会)
その他 都道府県・市町村・各社団法人・個人グループより依頼の講演・講話・シンポジウム等